小沢健二 魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ Zepp Nagoya

2016年5月31日(火)6月1日(水)
小沢健二 魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ
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2012年の「東京の街が奏でる」から4年。
小沢健二がツアーをやると。しかもライブハウスだと。
それを知ったのが1月20日。
しかも新曲を多めにやると。

ライブハウスだから、このところお馴染みのモノローグは無いのかな。
どんなライブなんだろ、楽しみ。
なーんて思っていたらあっという間に5月31日。
東京で初日を明けてからの地方初の場所が名古屋。

風薫る5月最後の日と6月初めの日、Zepp Nagoya行ってきました。
2日通しての感想になります。

 

会場に入ると色んな年代の色んなタイプの曲が流れていた。
渋谷系も昭和歌謡も。
グッズの電子回路を頭や体に巻き付けている人多数。

会場内にも売り子さんがきて売っていた。

「ぜひたくさんの方に身につけていただきたいです」と言いながら
スーツのおじさんが頭に電子回路をうさぎの耳状態にして売っていた。
そういえば外で並ばせているスタッフさんも整理番号で呼び込んでいる
スタッフさんも、みんな若い男の子じゃなくてスーツのオジサンだったなぁ。
名古屋だけかもしれないけど。みーんな頭に電子回路巻いてた。

間もなく開始と告げるアナウンスでも
「電子回路をお買い上げのお客様はぜひ点灯してお待ちください」って。

照明が落ちると歓声が上がり
暗闇の中から小沢くんの声で「10!9!8!」とカウントダウンが始まった。
カッコイイギターが鳴って「こんばんは名古屋!」と幕の奥からごあいさつ。
【昨日と今日】間奏やコーラスの時だけピンクのシルエットでメンバーが映る。
もちろん幕が落ちると大歓声。

頭に花を付けて顔にはジグザグのペイントをしたラブリーな姿の小沢健二。
バンドメンバーはシンプルな衣装にお花が咲いたみたいな帽子など。
ドラム 白根佳尚、ベース 中村キタロー、パーカッション 及川浩志、
アナログ機材 ハルカ、ギター木暮晋也、キーボード森俊之のメンバー。

続いて早くも新曲。
歌詞がステージ上部に表示される。
【フクロウの声が聞こえる】
親子の散歩、リアルな日常の会話。
いきなりそんな彼の今のLIFEがズバッと刺さる曲。

続いても新曲。【シナモン(都市と家庭)】
また歌詞は出ている。
何やらズンドコズンドコしててかわいらしい振り付き。
僕はヒーローに変身する♪と歌いながら変身ポーズを決める小沢くん。

まほーーほっほっほっほーーーー♪
と言いながら電子回路をオーディエンスに振りかけるようにして
始まったのは【ホテルと嵐】
間奏でその電子回路を客席に投げるプレゼント☆

続いて【大人になれば】
あーーーこれ、聞きたかったーーーーー。うれしい。
どんどん客席に歌わせる「もう1回聞かせてくれ!」のリピート!!!
しかも歌詞じゃなくて間奏のスキャット???っていうの?あそこね。

新曲は全部歌詞を出してくれるのね。 
(このときタイトルは出なくて、歌詞だけ出てたんだっけ)

【涙は透明な血なのか?(サメが来ないうちに)】
またも振り付けがあったのですが
なんとなんと途中で振付ご指導が(笑)わーい!
歌詞を英語で言ったり英語で説明してくれたりで楽しい。
まるで子どもに歌うように踊りを教えるような小沢くん。

でもこの振り付けのおかげで歌詞もメロディもかなり覚えました。

周りみんな笑顔の大人たちで電子回路もキレイで。
ステージからはどんな風に見えているのかな。

次の曲は【1つの魔法(終わりのない愛しさを与え)】
で、少しまったりしたと思ったら

カウントが始まって今回いちばん原曲に忠実だった
【それはちょっと】これ、泣けた。
この曲はみんなに歌わせなかったような記憶。
聞けてうれしかったなぁ。

みんな笑顔のまま【ドアをノックするのは誰だ?】
ドアノックダンス楽しいに決まってる。

今回の新曲の中でいちばん早いリズムの【流動体について】
疾走感のある曲。

で、これはやっぱりやってくれるのね。
【さよならなんて云えないよ】
今回、2日ともドセンターで見てたので、しっっっかりと刻みつけました。

そしてそのまま【強い気持ち・強い愛】
もちろんみんなで大合唱。
歌わせて笑顔。歌って笑顔の小沢くん。

次の曲はとても印象的だった【超越者たち】 
この曲とてもいい。
子どものころに見た幻だと大人になった君は思うかな?だろう。思わない。
の展開とか。

歌詞に熟語が多いけどなぜか覚えやすくて
あの、反対の言葉が並ぶセンテンスの中で
「希望」と「絶望」が並んでる1行だけに「!」が付いていたのが
とてもとても印象的だったし、自分の中でとても腑に落ちる物があった。
うーーーん?それってこの曲だっけ???
振り付けがないものは記憶が定かで無い(笑)

【天使たちのシーン】も、今までと違う解釈で聞こえてきたり。

やっぱり旅ってテーマは外せない【飛行する君と僕のために】

「知ってる人は歌ってください」と言って始まった【ラブリー】
「思いっきりーーー!」とかって煽る煽る。
客席、遠慮なく煽られる煽られる。
思いっきり歌ってもイヤな顔されないライブっていいよね。
今回はLOVELY LOVELY WAY, 完璧な絵に似た バージョンでした。

「次の歌詞は、こういう歌詞を書いてきました」
「これを今読んで、覚えて、一緒に歌えたらいいなと思います」
歌詞をガン見する客席。
「その時、愛という曲です」
と言って始まると
「これが最後の曲です」
えーーー!慌てる客席。
そのーーときーー 胸の中で愛 まっすぐに
届くーー 届くーー ♪
ここも振り付けがありました。

みんなで歌って踊って、あっという間に終わってしまいました。

アンコール。
出てくると「5、4、3、」とカウントダウン。
初めの方に聞いたよな、ってイントロが始まる。
【シナモン(都市と家庭)】を少し。
もう覚えてるものなんだなー。

「今日はこのツアーのために作った7曲の新曲をやりました」
「その7曲の演奏を振り返ってみます」
ということで、曲が流れ出して振り返りタイム。
1曲ずつ小沢くんがタイトルを言って歌って。
ここで新曲のタイトルが判明。

そしてもう一度【フクロウの声が聞こえる】を演奏して
メンバー紹介。
「今回、本当に良いスタッフに恵まれているのでスタッフにも拍手をお願いします」

「こうやって良い顔して歌ってくれて、ほんとうにありがとうございます」
「感無量です」 (うるっとして)
2日目はここで「僕のライブに初めて来た方どのくらいいらっしゃいますか?」
と聞いて、結構手があがってました。
「こういう近い距離だとみなさんの顔がよく見えます」とも。
そして
「カウントダウン。5、4、3、2・・・日常へ帰ろう」

ここでステージは真っ暗になって客席からは悲鳴のような声が。
それはあの言葉のせいですね。
あれを言われちゃあね、帰るしかない。魔法が解ける時間です。

なーんて、ニクイ終わり方。

「本日の公演は全て終了しました。お気を付けてお帰りください」
「サメにはご注意ください」

って終わった後もニクイニクイ!
どこまでも余韻というものを大切にしてくれる
ニンマリさせてくれる小沢健二の2016年ライブでした。

全般的に、歌詞を目で見て、耳で聞いて、体を使って振りを踊り
というのがセットになってるものが多い新曲。
こうすると意外と覚えてしまうものなんですね。
2日連チャンだったのもあって、ふとした時に口ずさめるくらいには
なっています。

今回のセットリスト、
この新曲たちの中に「それはちょっと」が入っているのは非常に象徴的。
そうなんだよね、こんなこと言ってた小沢くんが
電光石火のスピードで結婚式を挙げたかどうかはわからないけど
結婚して、妻を連れて来日してライブをしたりして
その後に子どもが生まれて、それが大きいってことがよく分かる。

ツイートもしたんだけど
凜々しい音を鳴らす小沢くんは、お父さんだった。
でも父性ばかりが漏れてるわけではなく、自分の中の父という
フィルターを通しての音楽なのかなって。

あと、これは私の好きな他のミュージシャンもだけど、
新しい命もあるけれど自分は人生折り返しになって、
やっぱり「残したい」「見せたい」「つなげたい」
という気持ちも出てくるのかなぁと・・・。

どんどんどんどん見せようとしてくれてる気がします。
だからきっとまたライブやってくれるんじゃないかな。

曲も、また作ってくれるんじゃないかな。
楽しみがたくさん。
待つは希望。だったよね。

 

ナタリーで各曲のタイトルが分かったおかげでレポが書けました。
タイトルを正確に伝えたいという小沢くんの意図があって初日から
セットリストを公開することになったということですが
確かに、7曲新曲だとタイトル重要。
タイトル分からなかったらレポ書けなかったと思います。
あと、最後に「今日の演奏を振り返りたいと思います」タイムが
なかったらこのレポは書けなかったので振り返りタイムありがとう!

 

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<SET LIST>
01. 昨日と今日
02. フクロウの声が聞こえる(新曲)
03. シナモン(都市と家庭)(新曲)
04. ホテルと嵐
05. 大人になれば
06. 涙は透明な血なのか?(サメが来ないうちに)(新曲)
07. 1つの魔法(終わりのない愛しさを与え)
08. それはちょっと
09. ドアをノックするのは誰だ?
10. 流動体について(新曲)
11. さよならなんて云えないよ
12. 強い気持ち・強い愛
13. 超越者たち(新曲)
14. 天使たちのシーン
15. 飛行する君と僕のために(新曲)
16. ラブリー
17. その時、愛(新曲)
<アンコール>
18. シナモン(都市と家庭)~フクロウの声が聞こえる(新曲)