刀舞鬼-KABUKI-

劇団EXILE松組旗揚公演「刀舞鬼」

2016年2月22日(月)19:00   雨  東京 銀河劇場 1階 H列
2016年3月6日(日)17:00   曇   大阪 森ノ宮ピロティホール  1階U列

【キャスト】
松本利夫 早乙女太一 島袋寛子
丸山敦史 早乙女友貴 黒川忠文(アンバランス) 山本栄治(アンバランス)
富田昌則 安田桃太郎 黒川恭佑 久保田創
白濱孝次 丸山貢治 飯田卓也 野間理孔 谷口巧都 他

【作】渡辺 啓
【演出】EXILE MATSU

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時は戦乱の世、力がすべての時代。その動乱の最中、「刀舞鬼」と呼ばれる
忍びの集団がいた。戦場における彼らの姿は、まるで刀で舞っている
鬼神の様だと言われ、故に「刀舞鬼」と呼ばれた。
しかし、刀舞鬼一族には誰にも知られてはならない悲しき秘密があった。
これは、そんな悲運に立ち向かう誰も知らない一族の、誰もが知る物語……!?
(公式サイトより)

 

観る前は太一くんの役は桃太郎でMATSUさんが鬼の役って聞いていたので
桃太郎がモチーフの話だと思っていたらば、桃太郎というよりも
どうやらさらに桃太郎のモチーフとなっている「温羅伝説」ベースらしいです。

太一くんは切ない役でしたね。

昔人間に酷い仕打ちを受け、追いやられてひっそり暮らさなきゃいけなくなった
のもあって人間は憎い。この鬼の仲間と暮らしている郷のことは知られたくない。
そういう過去を乗り越えつつ、仲間は結束している。

鬼の習性?特別な鬼なんだっけ?好きな女性を愛すればするほど食べてしまいたくなる
または、自分の五感が失われてしまうので諸々我慢。
でも、そもそも好きな女性は自分の親友が好きで両思い。みたいな。

愛する女性と一緒に転生して、鬼だった数珠丸から
人間(桃太郎?)の吉備津彦になって、かつての仲間を斬りに行く。

そういう残酷な冷酷でもその中に自分でもどれだけ頑張っても消せない「愛」
を持ってしまっている。

私は、もう耳が聞こえなくなっているのが分かるシーンが好きでした。
そこから後の吉備津彦の数珠丸よかったなぁ。

そういう、孤独の影をたっっっぷりと背負っている太一くんが観たいので
ありがたい限りなのですが、もっともっと冷酷で孤独で哀しくても良かった。
単なる私の好みですが(笑)

最後、あんなに台詞で説明しなくても「舞」と「刀」で表現できた2人なんじゃ
ないのかな。と思ったり。
「なあ、お前にとって、鬼ってなんだ?」って台詞で
突然バックにスガシカオが流れ出す感じで一気にNHK見てる気分になって
現実に引き戻されたのは私だけなのでしょうか(笑)

でも、大包平様があんなに活躍するなんて思ってなかったくらいメリハリもあり
お芝居というよりも、さすがLDHと言わんばかりの「エンターテイメントショー」
として、とても楽しめました。

早乙女兄弟の殺陣対決があんなに前半にあるのもサービスー!!だったし。
歌もダンスも殺陣も、どのパートも高いレベルを目指していて出演者や
スタッフさんのこだわりをとても感じました。

 

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