LIFE IS COMIN’ BACK

2016年は、うれしいおどろき続き。
まず1月8日にTHE YELLOW MONKEYの再始動とツアー発表。
そして1月20日に小沢健二ツアー発表。

吉井和哉は今年50歳。
小沢健二は48歳。

レポにも書いたけど、また活動を始めるのは
(今年動くにあたり本人たちはもちろん前々から動き出していたのでしょうが)
それはやっぱり人生の折り返し地点を過ぎたという意識があるのかな・・・?
あと、新しい命が身近に現れたのも影響ありそうな。
小沢くんの新曲は父性溢れる歌詞や曲。

好きだったミュージシャンもどんどんいなくなってしまうし
身近な人の死も増えてくるだろうし

自分のいる場所が死に近づいていっている感覚が今までより濃くなるんだろう。

そういうことって女性よりも男性の方が強く意識するのかな。
もしくは、創作活動を主としている人は、肌で感じるものなのかな。

自分の中には何も「軸」みたいなものが無い私は
好きなミュージシャンの変化で自分の年齢や立場
それこそ人生の折り返しなんてことを考えたりする。

好きなミュージシャンや、役者や、作家や、演出家がいなくなれば
今まで提供されてきた創作物が、聞くことも見ることもできなくなるわけで。
これからそういうものが増えていってしまうんだろう。

いつかそういう日がくるとしても
今、一緒の時代を生きているのはとてもうれしい。
このタイミングでこの年齢で生きててよかったなーって心底思う。

THE YELLOW MONKEYが再始動してから毎日感じている
去年までの私とは何かが違う。
何というか、どっしりとできる。
今まで「かもしれない」の連続、不確定な人生それが当たり前みたいな

ところがあったけど、もうちゃんと道の真ん中歩けるみたいな。
よく分からないけど、何か違う感覚。

あの、1曲目、紗幕(そうそう、私がいつも「幕」って書いてたものは
「紗幕」というのを知りました!そうか幕だと向こうが見えない)

しゃ‐まく【紗幕】
紗のような薄い布地で作られた幕。
照明の位置により幕の内側が見えたり見えなかったりするので、
演劇の舞台などに用いられる。

紗(しゃ、うすぎぬ、さ)とは捩織で織られた、薄く透き通る絹織物。

で、話を戻すと、あの紗幕の向こうに4人が見えてプライマル。が
始まってから終わるまでに、私はそうだな、吉井さんじゃないけど
生まれ変わったのかもしれない。

吉井さんは「もう解散しない。人生をイエローモンキーに捧げる」って
言ってたし
小沢くんは大阪のライブで「またやります」と言ったそうで。

それがね、どちらも初日から感慨深く思っていただろうけど
吉井さんも初日泣かなかったけど「うるっときた」と言ってたし
小沢くんは名古屋でもうるうるして感謝を述べていた。
初日にスルッとそれを言わなかったところが、リアルに感じる。

私がこの2人を好きな共通点は、とってもリアル 現実を歌ってる
(もちろんそうじゃない歌もたくさんある)ところ。
「THE YELLOW MONKEYと小沢健二のライブがあって今年はたいへん~」
ってうれしくて友人に話したら『何だか真逆な2人ですね?』と言われたし
パッと見の印象ではもちろんそれが正統な感想だと思う(笑)

でも、2人が歌う現実の、これぞLIFEっていう歌たちが大好きで
それがあるから、こうやって毎日過ごしてる。
吉井さんがよくライブで叫ぶ「Your Life」。

小沢くん「魔法的」ってタイトルのツアーでも最後の言葉は「日常へ帰ろう」。
現実があるから魔法的な時間があるんだもんね。それがLIFE。

今、NHKの連続テレビ小説は「とと姉ちゃん」という物語で
その主題歌がやっぱり活動を休止していた宇多田ヒカルが主題歌を歌っていて

それを聞いた時に、美しい曲と声だなぁ。って思ったんだけど
次の日に聞いたときに「あ、これ吉井さんだ」って。

この曲はたぶん、お母さんのことを歌っているんじゃないかと思うんだけど
彼女も身近な人の死を経験して、その後に新しい命が生まれて
それで曲を作ると「花束を君に」とか「真夏の通り雨」みたいな曲になるのは
しごく自然な感じがする。

ちゃんと詩を知りたくて読んだら、素晴らしくて改めて才能に震えつつ
これは小沢健二でもあるなぁと納得。

宇多田さんのファンの方、勝手にごめんなさい。
もちろん吉井さんでも小沢さんでもない宇多田さんの歌詞と曲と世界なんですが
私の中の共通点があるよ、って話です。

3人に共通してると私が勝手に思って、勝手に好きなところが
曲の中に「絶望と希望が絶妙なバランスで入っているところ」で
ほんの少し希望の方が多いところが、とても好き。
絶望49%:希望51% 私解釈。
陰と陽、影と光の配分。

あ、他に共通してることと言えば昔は3人ともEMIでしたね。東芝EMI。
ちなみに3人とも歌詞に「魔法」が出てくる曲アリ(笑)
吉井さんがカバーした「Be My Last」については以前に書いたとおりで
あ、ヒカルさんのカバーしたブギ-バックも最高です。しかもライブ!

そうだ、そうそう。
THE YELLOW MONKEYのライブと小沢健二のライブで
お!おんなじ!と思ったことが2つ。

どちらもカウントダウンで始まり、本編終了後に巻き戻し(振り返り)があったこと。

その辺りも人生とリンクするなぁ。とか考えたり。
カウントダウンやら、振り返りやら。

たまたまだろうけど、なんかうれしかった。

さてさて、これからまたどんな曲を作ってくれて
どれだけライブして、日常と魔法の時間を過ごせるのか。
ミュージシャンのリアルなLIFE、老いも変化も含めて楽しみです。

 

 

広告